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めがねの役 - 2007.05.16 Wed

昨年末、娘のさやが軽い結膜炎にかかり目薬をもらいに初めて眼科へ連れて行った。結膜炎は大したことなかったが、未就学児は正式な視力検査を受けることがないのでついでに検査を受けることになった。さやは本も読めるしビーズなども器用だから視力に問題はないと思っていた。ただ気がかりにしていたことは、赤ちゃんの頃からふとした時に、右目が内寄りになりやすいことや、近くのものを見る時に眉間にしわを寄せた感じになること。そう言ったことを検査師に話すと詳しく目の動きを調べてくれた。随分念入りにチェックしてくれているので、何か異常ありなのかな・・・?と少しいやな気がした。
検査結果の紙が渡され、裸眼視力・左0.8/右0.09と書いてあった。え?え?これって悪いってこと??左右の数値の単位が違うしどう受け取っていいのかわからなかった。詳しいお話が先生からあります、と診察室へ。先生は「たまたま来て良かったよ~。この子はすぐにめがねかけないとだめだよ。かなり遠視と乱視が強いから9歳か10歳くらいまでは取れないだろうし、かけ始めたら無くちゃおれなくなると思うよ。」「でもまだ四歳ならメガネでしっかり見るようになれば次第に視力があがってくるはずだから、入学前でよかったよ」と。
早く判ってよかったと思いたいけれど、まさか右目が弱視だったなんて・・・一番可愛い時期に目がギョろっとする分厚いメガネをかけなくちゃいけないの・・・とすごくショックだった。夜さやが眠ってから主人にこの日の診断結果を打ち明けた。軽い結膜炎だけと思っていた主人もショックを受けた。眼科でもらった斜視・弱視の冊子に目を通した後、主人が決意を固めた顔で「じゃあ俺はさやちゃんといっぱいパズルするぞ~!それと絶対めちゃくちゃ明るい子にする!!だから夫婦げんかもしない!」と言った。メガネっ子はからかわれる対象になりやすいことを心配するけど、そんなことを跳ね除けるくらい明るくて人気者にしたい!と言う主人の決意がうれしかったし、私も同じだった。それでもその夜は幼稚園で不自由はないか、小学生になったら本人が気にしないかなどいろんな思いが頭を巡った。さやには、「ママと同じ(私もうちではコンタクトをはずしている)メガネを作ってあげるからね☆何色のがいいかな~ラブリィハート」「さやちゃんピンクがいい~ちな♪」と楽しみにさせた。
s-megane.jpg

年が明けてオーダーしたメガネが出来上がった。店でかけてみると今まで見たことのないグルンとした大きな目のさやになった。あ~~やっぱりかけなくてすむなら。。。と本音は受け入れられない私がいた。でも本人はマイメガネがうれしくてフィッティングの鏡を覗いて両手を頬に当ててにっこり。うちでも鏡の前に行ってはうっとりご満悦な表情でおしゃれ気分キラ本人が嫌がらないのが何より、ほんとにいい性格だわ~と主人と胸をなでおろした。1月19日初めてメガネをかけて登園した。最初に会った男の子が「うわっ、メガネ!」と反応。でもこの子なら大丈夫!そう信じて見送った。お迎えの時担任の先生は「皆には説明してあったので何も言われませんでしたよ。本人も“大きく見える~”って楽しそうでしたよ。」と。でも子供は正直。うちに帰ってからさやに様子を聞くと「みんなみ~んな“何でめがねしてるの”って聞かれた~」Mちゃんは「さやちゃんメガネない方がかわいい!」って、Kちゃんと大好きなTくんは「さやちゃんメガネかわいいね。」と、一部もの珍しくて褒めてくれた子もいるのねあありがとう。
それでもさやはいろんな言葉に一喜一憂することなく毎日かけるのが当たり前と心得て通園してくれた。ぶつかったりして顔に傷作らないか心配していたけど、ころんで泣いちゃった日でもレンズに涙のしずくの跡が残っている位で無傷。今まで無事に過ごせていることに感謝だ。また私の気持ちをほぐしてくれた友人たちにも感謝している。“メガネをかけるなんて普通のことだし手術じゃないんだから大したことじゃないじゃん”と励ましてくれた姉、いつもありがとう。“今メガネかけるの流行ってるんだよ~さやちゃんなら似合うよきっと”と言ってくれたAちゃんありがとう! Mちゃんは“親子で萌えキャラになっちゃえば~きゃは”と笑わせてくれて、ありがとう!そして私たちと同様にショックを受けていたのに「あ~よく似合う!かわいいね~~♪」とさやをいい気分にしてくれたおじいちゃんおばあちゃんありがとうございます。
そして2月は園の発表会があった。さやのクラスは三匹の子ブタを演じた。私は一生残すビデオや写真だから舞台はメガネなしであがらせようか迷っていた。主人に親が気にしちゃいけないと言われ、本人に決めさせることにした。さやは即答で「メガネかけて出た~い!だってさ、みんなにかわいいって言われたいも~ん!」と超ポジティブ・まさに(明るいことのみ心に刻む)日時計主義!さやが生まれてから日常の中で花を見つけたり夕焼けなどきれいなものには敏感にしていた、いいことがあれば“うれしいね~よかったね。楽しいね。幸せだね”とできるだけ明るい表現をするように努めていた。いつも美しいものや明るいことに心のピントが向いてくれる子に育ってほしくて。ちゃんとそれが伝わっていたんだねrainbow。。当日さやは自分から最前に進み出て元気いっぱいの大声&オーバーアクションで歌い大ブタちゃんを演じた。ママたちみんなに「さやちゃん絶好調だね~!」と笑われるくらい。閉会後うれしそうにとびついてきて「ねぇねぇ絵文字名を入力してください。かっこよかった~?」と目を輝かせていた。
s-buta.jpg

親の心配はすべて取り越し苦労で、彼女は私たちが育てるまでもなく本当に明るく強い子でした。そして私たちに親として子供を信じて強くなることを教えてくれました。保育室に子ブタやオオカミのお面が並んでいるのを見て気づきました。メガネだってはめるのもはずすのも自由に出来る。今私たち家族の人生ドラマのワンシーンで、さやがメガネをかける役でいろんなことを教えてくれる。きっと私たちに必要なことが見に付いたらメガネの役目も終わってはずせる日が来るんだろうな・・・と。私はまだまだ恩を受けてばかりだけど、少しでも周りの人の役に立てるようなステキなライフドラマを創って行きたいと思う。このステージに登場してくれるすべての人に感謝しながら・・・。




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プロフィール

nano

Author:nano
名古屋育ち。娘二人の母。
2010年春から夫の実家のある森へ移住。

趣味:ガーデニング、天然生活
仕事:ハーブ教室「菜の香」主宰
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター
、web制作

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